2011年9月24日 サーティーフォー相模原球場  秋季リーグ
対 桐蔭横浜大学

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 合計
桐蔭横浜大学 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2
神奈川大学 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 1X 3X

1.4 小林

2.7 松澤-R/8(10裏)塚本

3.D 塚田-D(6裏)秋山

4.5 池田(純)

5.8/7(11表) 森岡

6.2 足立

7.6 若佐

8.9 山口(諒)

9.3 服部

 

P 阿世知

 

神奈川大学野球秋季リーグ戦

対桐蔭横浜大学 1回戦

 

神大が延長13回の激戦を制した。

桐大の先発は東明投手。神大の先発は阿世知。エース対決となった。

序盤は両チームともチャンスを作るが、両投手が粘りの投球。5回まで0-0。

試合が動いたのは6回裏。神大は先頭の小林が今日2本目の安打で出塁。犠打、安打で繋ぎ、ランナー1・3塁から

4番池田のセンター前適時打で小林が生還。待望の先制点をもぎ取る。

しかし7回表。2アウトから安打と盗塁でランナー2塁とされ、ライト前適時打で同点とされる。

その後は一進一退の攻防が続き、延長戦へ。

 

10回の表。2本の長打で1点を勝ち越され、窮地に追い込まれる。

だが、今日の神大はここで終わらない。

先頭の9番服部が安打で出塁すると、バントで2塁に進塁。続く2番松澤の内野安打の際に相手のミスが生まれ、

その間に服部が生還。決まったと思われた試合を振り出しに戻す。

 

両先発は替わらず、延長でも投げ合った。

桐大・東明投手は11回、12回を三者凡退に抑え、サヨナラを許さない。

神大・阿世知も得点圏にランナーを進められるも、持ち味の粘りの投球。味方の援護を待つ。

 

そして延長13回の裏。ついに試合が決する。

1アウトから4番池田が猛打賞となる3本目の安打で出塁。手堅く送り、6番足立を迎える。

ここまでノーヒットの足立だが、東明投手が投じた156球目を振り抜いた。

打球は左中間を深々と破るサヨナラタイムリー二塁打。

最後はキャプテンが意地を見せ、3時間20分にわたる激戦を制した。

 

阿世知投手は被安打12、奪三振8、無四死球の180球の熱投。

ピンチでも全員で守り抜き、延長でのワンチャンスをものにした神大。

明日も勝利し、優勝に望みを繋ぎたい。